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中韓共同コミュニケ、中韓海域境界区分の協議を速める |
発信時間: 2008-08-26 | チャイナネット |
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胡錦涛主席は25日にソウルで韓国のイ・ミョンバク大統領と会談し、両国は『中韓共同コミュニケ』を発表した。中韓両国は両国関係の発展のために、主に次の面で協力することを明らかにした。 政治の分野では、2008年のうちに外交部門のハイレベルの戦略対話を行い、両国の共同利益にかかわる重大な問題についての意見交換を旨とする戦略対話メカニズムをスタートする。両国防衛総局によるハイレベルの相互訪問を行い、相互連絡メカニズムを強化し、多次元で多分野にわたる交流と協力を展開する。中韓海域の境界区分の問題をできるだけ早く解決することは、両国関係の長期にわたる安定した発展にとって重要な意味を持つため協議を速める。 経済貿易の分野では、双方は年間相互貿易額2000億ドルの目標を2010年までに達成するよう努力し、互恵の原則に基づき、中韓自由貿易区のプロセス推進に対して積極的な検討を行う。 文化交流の分野では、現在、年間約600万人の往来の規模をさらに拡大するため、ビザの便利化を含め、それに応じた一切の便宜を提供する。2010年と2012年を中国訪問年と韓国訪問年と定める。韓国に置かれている中国大使館の駐クァンジュ(光州)領事弁公室を、駐クァンジュ中国総領事館に昇格させることを発表し、韓国側はこれを歓迎した。 中国側は韓国側に一対のトキを贈り、韓国側は感謝を表した。双方は絶滅危惧種のトキを救う協力を強化することを決めた。 また共同コミュニケでは、双方が地域や国際作業においてコミュニケーションや協力を強化すると強調している。 「チャイナネット」 2008年8月26日
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