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中国、米指導者とダライラマの電話会談に不満
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット

外交部の劉建超報道官は25日、北京で、「中国はアメリカの指導者がダライラマと電話会談したことなどについて、アメリカに強い不満を表明した」と発表した。

報道によると、アメリカのブッシュ大統領はこのほど、ダライラマと電話会談し、ダライラマのいわゆる「アメリカ駐在代表」と会見したという。この日の記者会見で、「中国はブッシュ大統領のこの行動をどう受け止めるか」という記者の質問に対し、劉建超報道官は「チベットは中国にとって分割できない領土の一部であり、チベットの管理は中国の内政である。ダライラマは1人の宗教人にすぎないだけでなく、長期にわたって、祖国の分裂活動を行っている政治亡命者でもある。中国はすでに、アメリカの指導者がダライラマと電話会談し、その『アメリカ駐在代表』と会見したことなどに対して、アメリカに強い不満を表明した。そして、アメリカに対して、国際関係のルールを遵守し、チベットが中国にとって分割できない一部分であることを認め、チベットの独立を支持しないという約束を着実に守り、チベット問題で中国への内政干渉を止めるよう要求した」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年9月26日

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