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温総理:中国はミレニアム開発目標の約束を守る
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット

「中国は豊かではないが、責任感のある発展途中国として、ミレニアム開発目標の約束を果たし、世界で最も発展していない国には、力の及ぶ範囲で貢献したい」と、25日にニューヨークで行われた国連ミレニアム開発目標をめぐるハイレベル会合で、温家宝総理は述べた。

温家宝総理は会合で、中国がミレニアム開発目標の約束を守る状況について次のように述べた。

「中国は世界で人口が最も多い国であるが、この30年に満たない間に、中国の絶対貧困人口は2億5000万人から1500万人に減少した。全国、特に農村では、9年間の無料義務教育を実施し、8億人の農民に政府投入を主とした新型協力医療制度を設立した。また農民と都市住民の自治制度を設立し、政務公開、民主監督、基層の選挙などを実施した」

「中国は今年6月末までに、アジアやアフリカなど、貧しくて債務が重い49カ国や、最も発展していない国の200億人民元の債務を免除し、様々な援助金2000億元以上を提供する。その中の無償援助の金額は900億元だ。最も発展が遅れている42の国の商品に対しては、ゼロ関税の優遇策を実施する。中国はアフリカの各分野で人材育成を行い、技術専門家や医療チームを派遣して、病院や農村の学校の建設を援助し、マラリアを予防治療する薬を無償提供する」

「世界にはまだ約10億人の人たちが貧困にあえいでおり、数億人が飢えに苦しんでいる。ミレニアム開発目標の達成は非常に困難だ」

「先進国は特に、まだ発展していない国を助ける責任があり、援助は私心なくいかなる条件もつけてはいけない。特にまだ発展していない国や地域の援助を強め、飢餓や医療、児童の学習の解決に重点を置かなければならない。提案し援助する国は、今後5年間で国連世界食糧計画( WFP)への寄付を倍増し、国際社会はさらに最も発展していない国の債務を減免し、これらの国の輸出品にはゼロ関税の待遇を与えなければならない」

「チャイナネット」2008年9月26日

 

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