温家宝総理は6日、オーストラリアのラッド首相と電話会談し、両国関係、国際金融危機、気候変動などについて意見交換した。

温総理は両国間の互恵協力の進展を積極的に評価。オーストラリアや国際社会との協調・協力を強化し、数多く複雑な現在のグローバルな試練に対処し、世界の調和と持続可能な発展を共同で促進していく意向を表明した。

ラッド首相は国際金融危機への対応において中国が果たしている積極的な役割と立場表明を称賛。「国際社会は協力を強化し、関係制度を構築・整備し、国際金融システムの透明性と整合性を保証する必要がある。この面および2国間の各分野で、引き続き中国側との意思疎通と協力を強化していきたい」と述べた。

「人民網日本語版」 2008年10月07日