中華全国総工会(労働組合の全国組織)は7日、第15回全国代表大会を17日から21日まで北京で開催すると発表した。1800人の代表には、改革開放後初となる出稼ぎ農民の代表47人も含まれる。
中華全国総工会の孫春蘭副主席(書記処第1書記)によると、これら47人は製造業(18人)、建設業(12人)、環境衛生業(6人)、飲食サービス業(4人)などの労働者で、27の代表団に所属。市(地)以上の「先進模範労働者」が31人を占める。
全代表1800人のうち、工会(労組)職員は1497人で83.2%を占める。このうち末端の工会の職員は541人だ。党と政府の大衆職員は36人で2%、企業と機関の管理職は124人で6.8%、企業と機関の専門技術者は58人で3.2%、労働者は85人で4.7%を占め、うち出稼ぎ労働者は47人。女性は568人で31.8%、少数民族は237人で13.2%を占める。
今年6月末の時点で工会末端組織の数は全国で170万を超え、工会の会員数も2億900万人に達している。このうち出稼ぎ労働者は6500万人を占める。03年の第14回全国代表大会と比べ、会員数は8600万人増えている。
「人民網日本語版」 2008年10月08日 |