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四川省、牧畜民定住計画を実施 |
発信時間: 2008-10-14 | チャイナネット |
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四川省の蔵(チベット)族居住区における「牧畜民定住計画」が、このほど正式に始まった。四川省は今後4年間で50億元を投入し、牧畜民の新しい村を建設する。昔ながらの遊牧生活を送る牧畜民47万3000人の定住に向け、各家庭に固定の住居や新しいテントがあり、各村に活動センターがある環境を築いていく方針だ。 四川省では昨年からチベット族居住区に住む各民族の生産・生活条件の改善に力を入れてきた。しかし、現在でも全省の牧畜民53万3000人のうち、21万9000人が定住せず、25万4000人が粗末な住居に住んでいる。共産党四川省委員会と省政府は、「牧畜民定住計画」を重点的に実施し、2012年までに牧畜民の定住に向けて努力する計画を決定した。 この計画は次の通り。 (1)郷(鎮)政府のある地域または交通の要所に民族の特色を生かした村を建設し、牧畜民の居住地とする。 (2)寒冷な高地の生活に適したテントや生活施設を開発または入札募集し、政府の適切な補助を通じて牧畜民の居住条件を改善する。 (3)村民活動センターのほか、事務所や小学校、診療所など公共サービス施設を建設する。 「人民網日本語版」 2008年10月14日 |
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