ホーム>>政治>>往来と交流
中国・ロシアが黒瞎子島で国境碑除幕式
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

中国とロシアは14日、中国東北部にある黒瞎子島(大ウスリー島)で境界碑の除幕式を行った。これにより中ロの約4300キロの国境線はすべて画定された。中国外交部の趙希迪大使とロシア外務省アジア局のマルイシェフ副局長は、中ロ境界碑の除幕を行った。両国の外交、国防、公安などの部門や地方代表も式典に参加した。

境界碑の除幕式で中国の国旗を掲揚

国旗を掲揚する中国の国境守備兵士

中国の国境守備兵士は黒瞎子島で防衛を始めた

中ロ境界碑

中国外交部とロシア外務省は同日、文書を交換し、「中華人民共和国政府とロシア連邦政府の中ロ国境画定に関する追加議定書」及び付属文書の発効を確認した。そして両国の国境守備隊は、双方が定めた境界線で防衛を始めた。

撫遠三角洲とも呼ばれる黒瞎子島は、中ロ国境の黒竜江とウスリー川が合流するところにあり、面積は約300平方キロ。2004年に調印した『中ロ国境東段に関する追加協議』に基づき、黒瞎子島は二分され、中国に近い西側の半分は中国所有となった。この部分の島はまだ未開発で、中国で最も早く太陽が見られる場所になる。地元の中国人の大部分は漁業で生計を立てており、おいしいサケで高い収入を得ている。

1   2    


  関連記事

· 外交部、「中ロ国境線の解決は国際社会の手本」

· 中ロ、国境碑除幕式を開催

· 改革開放30周年:中国初のケンタッキー

· 24日開催のASEM第7回首脳会合 外交部事前説明

· 重慶 26週で生まれた赤ちゃん、命を取り留める

  同コラムの最新記事

· 中ロ、国境碑除幕式を開催

· 国連事務総長、先進国に対発展途上国支援の継続を呼びかける

· 胡錦涛主席、キルギス大統領に慰問の電報

· 楊潔チ部長、BRICs外交閣僚会合に出席

· 温総理、オーストラリアのラッド首相と電話会談