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中国「金融危機を前に、国際協力を強化」と主張
発信時間: 2008-10-17 | チャイナネット

外交部の秦剛報道官は16日、北京で「金融危機を前に、中国は、自信を持って、国際協力を強化していくと共に、各方面と交流や協力を行っていく」と述べた。

これは、秦剛報道官がこの日行われた定例記者会見で述べたものである。EU・欧州連合はこのほど、G8・主要8カ国、及び中国やインドなどの首脳による会議を開き、共に金融危機の対応策を研究すると提案した。これについて、秦剛報道官は「各国や関連組織が金融危機への対応案を次々と提出した。これは、各国が協力を強化し、共に危機に対応したいという願いを表すものだろう」と語った。

また、秦剛報道官は「中国は、今回の金融危機が各国、特にアジアにもたらした影響に注目している。また、『安定』と『協力』というメッセージを発信している。中国は、各国と共に困難を乗り越えていくことを希望する」と強調した。

「中国国際放送局 日本語部」より 2008年10月17日

 

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