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ASEM、国際新秩序の構築に努力
発信時間: 2008-10-19 | チャイナネット

 ASEAN・東南アジア諸国連合のスリン事務総長はこのほど、中国記者の合同取材を受けた際、「アジア欧州会議(ASEM)のテーマは『対話協力 互恵共栄』で、アジアと欧州諸国が共に公正かつ平等で、各国の利益のバランスの取れた国際新秩序を構築することによって、世界の総合的な発展と持続可能な発展を実現することを希望する」と述べた。

この中で、スリン事務総長は「現在、世界経済が大き問題に直面しており、会議参加各国は金融危機、エネルギー危機、食品安全、気候変動などの課題について議論する」ことを明らかにした上で、「アジア欧州会議の加盟国で、全世界の50%の国内総生産、58%の人口と60%の世界貿易総額を占めているので、今回のサミットの成功は現在世界が抱えている課題の解決に大きな役割を果たすに違いない」と述べた。

さらに、スリン事務総長は「ASEANと中国の関係はかつてないほど緊密なのとなっており、会議で中国の首脳と交流を深めたい」という考えを示した。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年10月19日

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