外交部の定例会見で23日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――日本の麻生首相の訪中について。中国側は06年の安倍首相(当時)の訪中を「氷を砕く旅」、07年の福田首相(同)の訪中を「春を迎える旅」と呼んだ。今回の麻生首相の訪中はどう位置づけるか。
どのような呼び名を与えるにせよ、今回の訪問は重要な訪問だ。わたしたちは、麻生首相のアジア欧州会議(ASEM)出席を歓迎する。中国側の指導者は、麻生首相との会談で、中日戦略的互恵関係の一層の推進、および各分野における両国間の協力の促進について、突っ込んだ意見交換をすることを期待している。麻生首相が今回の訪中で積極的な成果を得ることを希望する。また、中日という近隣の2国間関係が不断に改善・発展し、不断に成果を上げることを希望する。
「人民網日本語版」 2008年10月24日