45メンバーの国家元首・政府首脳・地域機関代表ら2200人の代表が参加した第7回アジア欧州首脳会議(ASEM)が25日午後に閉幕した。2日間の会期では、国際金融情勢に注目したほか、各国の首脳たちが、「対話・協力・互恵」という議題をめぐって協議を行い、気候変動、エネルギー安全、食糧危機などの議題について突っ込んだ討議を行った。また、朝鮮核問題、イラン核問題、中東和平プロセスなども討議された。
これまでの12年間、会議の開催を通じて、アジアとヨーロッパの経済や社会の発展に良好な条件が作り出されてきました。中国は、この基盤を利用してアジアのほかの国との交流や協力を深め、ヨーロッパ諸国との対話と交流も強めてきた。
閉幕式の後、記者会見が人民大会堂で開かれ、温家宝総理、フランスのサルコジ大統領、欧州連合(EU)のバローゾ欧州委員長らが出席し、各国記者の質問に答えた。
「チャイナネット」、「中国国際放送局 日本語部」より2008年10月25日