外交部の定例会見で28日、姜瑜報道官が記者の質問に答えた。
――ダライ(ダライ・ラマ14世)は先週、すでに自身が中央政府との対話を放棄したことを明らかにした。中央政府とダライ側との新たな対話が今週行われると報道されているが、これは予定通り実施されるのか。ダライの態度表明にコメントは。
中央政府とダライ側との接触・協議の具体的な事柄については、さらなる意思疎通を進めているところだと理解しており、それ以上の詳細についてわたしが現在発表できることはない。わたしが指摘しておく必要があるのは、中央政府はダライ・ラマに対して一貫した、明確な政策を取っており、ダライ側との対話にも真剣な態度で臨んでいるということだ。私たちは接触を通じて、ダライ側が情勢をさらにはっきりと認識し、誠意と行動を真に示し、命ある間に西蔵(チベット)自治区人民のために少しは有益な事をすることを希望する。私たちはダライ側の最近の発言に留意している。中国には「その言を聞き、その行いを観る」との古い言葉がある。ダライ側に中央政府との関係を改善する気が本当にあるのなら、7月の北京対話での約束を真摯に履行すべきだ。
「人民網日本語版」2008年10月29日 |