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米国は対中輸出規制の緩和を
発信時間: 2008-10-31 | チャイナネット

 

米大統領選のオバマ候補が人民元相場の操作を止めるよう中国政府に促した件について、外交部の定例会見で30日、姜瑜報道官が記者の質問に答えた。

――米大統領選のオバマ候補が、米国に対中貿易赤字をもたらす原因になっているとして、人民元相場の操作を止めるよう中国政府に促した件を、中国はどう受け止めるか。

人民元の為替レートは米国の対中貿易赤字を引き起こしている根本的要因ではない。貿易赤字は、経済のグローバル化の下での産業の国際分業と調整加速がもたらした問題だ。私たちは米側と、平等、相互理解、友好的な協議を基に、両国の経済貿易関係における問題を適切に処理することを願っている。私たちは同時に、米側が対中輸出規制を緩和し、貿易・投資障壁を取り払うことも望んでいる。これは対中貿易赤字の緩和に資す。

米大統領選は米国の内政だ。中米関係の発展は数十年にわたり民主・共和両党の共通認識であったし、米国の主流の民意を代表してもいる。私たちは、誰が大統領に当選しようとも、中米関係を重視してもらいたいし、またそうするものと信じている。私たちも米側と共に努力し、相互信頼を強化し、協力を深め、相違点を適切に処理して、中米の建設的協力関係の継続的な前進を促すことを望んでいる。

「人民網日本語版」2008年10月31日

 

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