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外交部 自衛隊高官の侵略戦争否定に対してコメント
発信時間: 2008-11-02 | チャイナネット

外交部の姜瑜報道官は1日、日本自衛隊の高官が旧日本軍侵略の歴史を否定する文章を発表したことについて記者の質問に答えた。報道官は、自衛隊の現役高官が公然と歴史を歪曲し、侵略を美化したことに驚愕と憤慨の意を表した。

記者:報道によると、日本の航空自衛隊の幕僚長である田母神俊雄氏がこのほど文章の中で、日本が過去に行った侵略の歴史を否定し、「侵略はぬれぎぬ」などとする自説を表明した。日本政府はこれについて、同文章は日本政府の見解に明らかに反するものだと表明、日本がアジアに対し植民地統治・侵略を行ったことを認め、真剣に反省し謝罪を行った「村山談話」の精神と異なることを問題視し、すぐに同氏の更迭処分を行った。中国はこれに対してどう評価するか?

報道官:日本の軍国主義が侵略戦争を起こし、中国の人民を含むアジアの人々に深刻な被害をもたらしたことは、疑いの余地がない歴史的事実だ。日本の自衛隊の現役高官が、公然と歴史を歪曲し、侵略を美化したことに、私たちは驚愕と憤慨の意を表す。歴史への正確な認識と対処は、中日関係の健全で安定した発展のための政治的基礎となる。日本政府の意思と、今回の処分については私たちも了解している。中日双方は共同の努力により、中日関係という大局を維持していくべきだ。

「人民網日本語版」 2008年11月2日

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