ホーム>>政治>>国内政治動向
海協会と海基会、両岸の直行便など4つの協議に調印
発信時間: 2008-11-04 | チャイナネット

海峡両岸関係協会(海協会)の陳雲林会長と台湾側の海峡交流基金会(海基会)の江丙坤理事長は4日午後、直行のチャーター便や海上の直行便、郵政協力、食品安全など4つの議題にわたる協議書に署名し、両岸の「通郵、通商、通航」の「三通」が実現した。

協議文書を交換する陳会長と江理事長

会談中に互いに水を注ぎあう陳会長と江理事長

陳会長と江理事長が会談

陳会長は台塑グループの創設者である王永慶氏を弔問した

陳会長と江理事長の会談は4日午前に行われ、直行チャーター便、海上直行便、郵政協力、食品安全などの面で共同認識に達し、海上直行便を開通して、両岸の乗客や貨物が直接輸送されることになった。

両岸を結ぶ航空直行路線と両岸の空港管理部門は、直接的な交渉手続きを確立し、貨物チャーター便の開設や旅客チャーター便の増設、今まで週末だけだったチャーター便を平日にも広げる。郵便事業では、普通郵便、書留郵便、小包、EMS、郵便為替などの業務を行い、その他の郵便業務での協力を強化する。また両岸の食品貿易の食品安全にかかわる情報を互いに知らせ、両岸の重大食品安全協力メカニズムを設立する。

江丙坤理事長は署名後に、「和平協商、共創双贏(平和的な協議を行い、ウィンウィンの局面を共に創る)」と書いた横額を陳雲林会長に贈り、陳会長は握手の形をイメージした彫刻を江丙坤理事長に贈呈した。

台北から北京のフライトは直行便で約2時間、台北から上海までの所要時間は80分。

「チャイナネット」2008年11月4日

 

  関連記事

· 海協会と海基会が2回目の事前協議

· 海協会の陳雲林会長と海基会の江丙坤理事長は台湾で初の会談

· 海協会と海基会のトップ、台湾で初の会談

· 海協会の陳会長、ステートメントを発表

· 海協会の陳会長、辜振甫前理事長の妻・辜厳倬曇女史を訪問

  同コラムの最新記事

· 海協会と海基会、両岸の直行便など4つの協議に調印

· 海協会と海基会が2回目の事前協議

· 海峡両岸協議の新たな1ページ

· 海協会の陳雲林会長と海基会の江丙坤理事長は台湾で初の会談

· 海協会と海基会のトップ、台湾で初の会談