国家発展改革委員会のウェブサイトによると、同委員会規劃司の李守信・司長は6日、同委員会が開いた記者説明会で、第12次5カ年計画(2011-15年)の事前研究について紹介した。李司長はこの中で、第12次5カ年計画期に中国はかつてないチャンスを迎えるだろうとの見方を示した。「中国新聞網」が伝えた。
李司長によると、第12次5カ年計画の事前研究を行う研究機関の公開選考に向けて、発展改革委員会は研究課題の内容に修正を加え、8分野39項目にわたる「第12次5カ年計画事前研究の重大課題の選択手引き」を発表した。この手引き書の大きなポイントは2つある。1つは、第12次5カ年計画の総体的な構想の研究と、発展目標の研究などに関するもの。もう1つは、社会と経済の長期的な発展を制約している解決の必要な重大問題、例えば経済発展方式の転換や都市・農村の発展の統一計画などに関するもので、これらの問題を解決する手段や方向を模索し、実行可能な政策措置を提出することが、研究の重点として示された。
発展改革委員会の課題研究の申請者は現在、大学・研究所・大型企業・産業協会・国際組織とその他の条件にかなった団体に限られており、個人は対象となっていない。
「人民網日本語版」2008年11月9日 |