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財政部、8つのメカニズム構築で食糧安全と農民増収を確保
発信時間: 2008-11-11 | チャイナネット

財政部の張少春副部長は10日、江西省で行われた「全国財政・食糧作業会議」で、財政部は今後の一時期に8つの長期的なメカニズムを構築し、財政による農民への支持や補助を拡大し、食糧流通制度の改革を推し進めて、中国の食糧安全と農民増収を保障することを明らかにした。8つのメカニズムは次の通り。

1.食糧安全保障の基礎を打ち固める基本的な耕地保護のメカニズム

2.合理的な食糧価格を維持する科学的な食糧価格形成のメカニズム

3.農民収益を確実に確保する健全な食糧補助のメカニズム

4.穀物栽培のコストをコントロールするメカニズム

5.食糧生産の発展に地方政府が積極的に取り組むようにさせ、主要な食糧生産地域での利益を補償するメカニズム

6.バランスの取れた食糧供給を確保するための、高効率で低コストの食糧や油市場を調整するメカニズム

7.高効率で円滑な食糧流通のメカニズム

8.食糧生産の「保護の傘」を作り、健全で完備した食糧や油などの作物の保険メカニズム

このほど行われた国務院常務会議では、来年、食糧の買い取り最低価格を引き上げ、農民への優良品種の補助や農機具の手当てを増やし、農民収入を増やすことが指し示めされた。

張少春副部長は、各クラスの財政部門は科学的発展観に基づいて、国務院が打ち出した「内需をより一歩拡大させ迅速で安定した経済成長を促進する」という政策を実行し、食糧の増産や農民の増収を確保しなければならないと強調した。

「チャイナネット」2008年11月11日

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