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「中国はお金を国内に残し他の国を助けない」という言論に中国が反駁
発信時間: 2008-11-12 | チャイナネット

外交部の秦剛報道官は定例の記者会見で、「中国はお金を国内に残し他の国を助けない」という言論に反駁した。

記者: 9日の日曜日に中国が出した、4万億元の市場刺激策は、この土曜日に開催される、主要8カ国に新興市場国を加えた20カ国(G20)の緊急首脳会議(サミット)より1週間早かった。中国がこの時期にこれを発表したのは、「中国はお金を国内に残し他の国を助けない」というメッセージだとする人もいるが、これに対してどのように考えているか。

秦剛報道官:国際金融危機は今、広がっている。中国は最初から国際社会と協力し、共同で対応すると主張してきた。まず各国は自国の金融の安定や資本市場の安定、経済の発展を維持し、促進しなければならない。この精神に基づいて先日、新たな一連の内需拡大策を出したが、これは中国が国際金融危機に対応する最も重要で有効な方法であり、中国経済の安定し迅速な発展の維持と、国際金融の安定や世界経済の健全で安定した発展の維持や促進に有利である。

金融危機対策に関する国際協力の面では、私たちはずっと建設的な態度をとっており、この面で国際社会とともに努力し、コミュニケーションや協調を強化して、力の及ぶ範囲で役割を発揮したい。

中国はまだ発展途中国だ。私たちの経済規模は世界4位で、外貨保有はこの数年、増加しているが、中国はいまだに人口の多い発展途中国であり、前に進む中では多くの困難と挑戦に面している。今の情勢で中国は、13億人を有する大国、世界の経済大国として、経済が健全で持続的、平穏に発展することが、世界に対する最大の貢献である。

中国の指導者と中国代表団は金融サミットで、国際社会がいかにして国際金融危機に対応するかについて各国と十分に意見を交換し、中国側の立場と主張を明らかにする。

「チャイナネット」2008年11月12日

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