胡錦涛主席は14日午後、主要20カ国の首脳が集まる(G20)金融サミットに出席するため米国のワシントンに向かう。中国は世界金融危機の中で最大の発展途中国として、国際社会での役割が注目されており、一連の政策も高く評価されている。
主要20カ国の首脳のほかにも、国連、世界銀行、国際貨幣基金組織(IMF)、金融安定フォーラムなどの国際機関の責任者も出席し、国際社会の危機対応での進展、金融危機の発生原因の検討、国際金融分野の管理規範とメカニズム改革の検討、関係の原則について共同認識に達することを目指す。
胡錦涛主席は、14日夜に米国のブッシュ大統領が各国首脳のために開催するホワイトハウスでのレセプションに参加し、15日は金融サミットの本格的な会合とワーキングランチに出席、また会議中は関係国の指導者と会見を行う。
何亜非副外交部長は、「米国主催のサミットは非常に必要で、世界的な金融危機を前に、国際社会は協力を強化して有効な戦略を取り決め、共同で対応しなければならない。そして建設的な態度で積極的にサミットの関連活動に参加し、各国とともに関係問題で共通認識に達することを願っている」と述べた。
「チャイナネット」2008年11月14日 |