外交部の秦剛報道官は17日の定例会見で、いわゆる「アフガニスタン駐留多国籍軍への中国の派兵参加問題」についての記者の質問に、「安保理が認めた国連平和維持活動を除き、中国は海外に一兵一卒たりとも駐留させたことはない」と答えた。

――ブラウン英首相が、中国もアフガニスタン駐留多国籍軍に参加できるとの考えを表明したとの報道があるが、これをどう受け止めるか。

中国政府は一貫して、アフガン政府・国民による安定維持、経済発展、平和復興への努力を支持してきた。アフガン問題における中国の立場にはいかなる変更もない。安保理が認めた国連平和維持活動を除き、中国は海外に一兵一卒たりとも駐留させたことはない。いわゆる「アフガニスタン駐留多国籍軍への中国の派兵参加問題」は存在しない。

「人民網日本語版」2008年11月18日