外交部の定例会見で18日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。
――北京滞在中のチャオ米労働長官が、次回の中米戦略経済対話を来月北京で開催すると表明すると同時に、オバマ次期米大統領がこの枠組を継続するか否かは不確定だとも述べたことについて、コメントは。
中米戦略経済対話はここ数年の中米の建設的協力関係の発展における重要な成果であると同時に、中米の経済貿易関係の健全で安定した発展、および中米関係全体の前進を促す重要な場でもある。過去2年余りに行った4回の対話を通じて、中米双方は相互理解・信頼を強化し、一連の重要な合意や前向きな成果を得てきた。わたしたちはこの対話枠組を継続して行き、双方が両国の経済関係における大局的・長期的・戦略的問題について対話し、協力を推し進めることを希望している。これは双方の利益に合致する。わたしは、誰がホワイトハウスに入るのであれ、どの政党が政権を執るのであれ、現在の情勢の下では、中米間の建設的協力関係を発展させることが極めて重要であると信じている。オバマ氏と胡錦涛主席の電話会談で示された1つの重要な情報は、オバマ氏が各分野での中国との協力関係の発展を重視しているということだ。
「人民網日本語版」2008年11月19日