パプーリアス大統領夫妻の案内で第1回近代オリンピックの会場跡を見学する胡主席夫妻

胡錦涛国家主席と劉永清夫人は25日、ギリシャのパプーリアス大統領夫妻と同国の大統領官邸で親密に名残を惜しんだ。胡主席は「今回のギリシャ訪問は短い日程だったが、すばらしい印象をわたしに残した」と述べた。

パプーリアス大統領は「中国の万里の長城、アテネのアクロポリスは、中国とギリシャの悠久の歴史の証人だ。両国民の創造した絢爛たる文明は現代の哲学、天文学、建築学などに今なお重要な影響を与えている」と述べた。

胡主席は「悠久の歴史を持つ中国・ギリシャ両国は、なおさら手を携えて協力すべきだ。両国は政治・経済関係の発展だけでなく、文化面の交流も強化すべきだ。文化交流は両国民の友情を深め、中国とギリシャの包括的戦略パートナーシップの発展を促進すると信じる」と述べた。

「人民網日本語版」2008年11月27日