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外交部長、改革開放以来の中国外交を論述(下)
発信時間: 2008-11-28 | チャイナネット

第4、内外情勢の2つの大局を全面的に計画案配することを堅持する。私たちが指示を受ける外交は、全面的にややゆとりのある社会を建設するために服務するという主旨で、党と国の中心的な業務をめぐり、国内建設と発展の需要から外交業務を展開し、平和安定の国際環境や善隣友好の周辺環境、平等互恵の協力環境、相互信頼し協力できる安全環境、客観的で友好的な世論の環境を作るために努力している。

第5、全方位外交を堅持。先進国との対話を強化し、協力を深め、見解の不一致を適切に処理し、相互関係の長期的かつ安定した発展を促進する。周辺諸国との善隣友好の強化、積極的な地域協力、発展途上国との連携拡大、発展途上国の正当な要求と共同利益の維持、多角外交作業への参加により、建設的な役割を果たし責任あるイメージを樹立した。

第6、原則の確固とした堅持と政策の円滑な執行を統一する。国の中核的な利益に及ぶ重大問題については、立場をはっきりし、旗印を鮮明にして、恐れず巧みに闘い、けっして原則を取引の対象にしない。策略を研究し円滑かつ実務的に、筋道が通り有利で、節度のある闘争を堅持し、我が国の長期的かつ根本的な利益を擁護する。

第7、独立自主の平和外交政策を堅持。中国人民と世界人民の根本的利益から、事実の理非曲直に基づいて国際作業に対する立場と政策を決める。イデオロギーや社会制度の違いで、国家関係の善し悪しや親疎を定めない。平和共存五原則にのっとって国家関係を処理し、十分に各国、特に広範な発展途上国の発展の道を自主選択する権利を尊重する。

第8、平和発展の道を堅持。中国の歩んでいる発展の道は、中国の国情や中国文化の伝統的な要素、世界の発展に適応する流れによって決められたものであり、中国共産党が指導する社会主義国家の性質や、社会主義現代化実現の目標によって決められたものである。平和発展の精髄は、平和な国際環境を勝ち取って自己を発展させ、自己の発展をもって世界の発展を促進することである。

第9、互いに利益があり共に利益を獲得する開放戦略を堅持。自己の発展をもって世界と地域の共同発展を促し自国の発展を実現すると同時に、先方、特に発展途上国との正当な関心に配慮している。あまねく行われている国際経済貿易の規則に基づいて市場参入を拡大し、法によって協力相手の権益を保護する。

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