外交部の定例会見で2日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。

――クラスター爆弾の生産と使用を禁止する条約に今週約100カ国が署名する。中国はこの条約に署名するか。米国やロシアが参加に合意した場合、中国も署名を検討するか。

中国はクラスター爆弾の濫用が引き起こす人道上の問題を重視している。また、この問題の解決を模索する国際社会の努力に賛同し、これを支持している。この問題については、すでに特定通常兵器使用禁止制限条約（CCW）の政府専門家会合で踏み込んだ討議が行われた。中国側は一貫して積極的、建設的な態度でこれらの取組みに参加している。私たちは引き続き各国と共に努力して、クラスター爆弾が引き起こす人道上の懸念を早期に、適切に解決するために、自らの貢献を果たしていきたいと考えている。

「人民網日本語版」2008年12月3日