会合の様子。 |
朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が8日、北京の釣魚台芳菲苑で始まった。
議長国中国の武大偉代表は「今年7月の首席代表会合以降、各国は常にさまざまな方法で緊密な意思疎通と協調を維持し、6カ国協議の推進について突っ込んだ、成果に富む話し合いを進め、少なからぬ前向きな進展を得た。中国は各国の積極的な努力を称賛する」と表明。「本会議は過去を受け継ぎ未来を開く重要な使命を担っている。各国の関心に照らし、本会議では検証、残る第2段階措置の実施、北東アジアの平和・安全メカニズムの構築という3つの議題を重点的に討議する」と述べた。
武代表はさらに「6カ国協議は前進を継続するチャンスを前にすると共に、いくつかの不確定要素も抱えている。各国が『約束対約束』、『行動対行動』、『段階的実施』、各国の関心への配慮、協議一致の原則に基づき、柔軟で実務的な姿勢で会合に臨み、共同の努力を通じて、溝を埋め、早期に第2段階措置の句点を首尾良く打つべく努力し、協議を次の段階へと推し進めるための堅固な基礎を固めることを希望する」と強調した。
「人民網日本語版」2008年12月9日