外交部の定例会見で9日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。
--中日韓首脳会議が今週末に日本で行われる。中国は会議に何を期待するか。特に、釣魚島問題においてこのほど中日間に摩擦が生じたが、この問題における中国側の立場は。
今回の中日韓首脳会議で、各国首脳は中日韓協力、世界経済・金融問題、および関心を共有する地域・国際問題について意見交換する。中日韓協力は東アジア協力全体の重要な構成要素であり、私たちは今回の首脳会議が積極的な成果を上げ、中日韓協力を一層強化し、中日韓の関係を強化し、発展させ、東アジアの協力を不断に深め、北東アジアと東アジアの平和・安定・発展を促進することを期待し、またそうなるものと信じている。
あなたが言及した具体的な問題、つまり中国の海洋巡視船が中国の管轄海域で行った正常な巡航活動に関しては、昨日すでに中国側の立場を詳しく述べた。釣魚島およびその附属島嶼は古来中国の固有領土である。あなたが言及した、中国の海洋巡視船の当該活動は完全に合法で、なんら非難の余地のないものだ。わたしはこの問題が間もなく開かれる中日韓首脳会議に影響を及ぼすことはないと考える。
「人民網日本語版」2008年12月10日