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最高裁、自由裁量権を規範化
発信時間: 2008-12-22 | チャイナネット

最高人民法院(最高裁)は20日に打ち出した「司法改革を進める10項目の任務」で、 自由裁量権を規範化し、量刑を法廷審理プロセスに組み込むことを明らかにした。世間から注目を集める死刑審判の基準統一について、最高裁は「徐々に統一化していく」という意見にとどめた。「新京報」が伝えた。

今回打ち出された10項目の任務によると、寛厳よろしきを得る刑事政策の実施を進め、自由裁量権を規範化し、量刑を法廷審理プロセスに組み入れ、刑事訴訟の二審、再審、死刑再審のプロセスを整備を進め、死刑案件の審判基準を徐々に統一していくという。

これについて中国社会科学院法学研究所訴訟法研究室の熊秋紅主任は、「現在国内の量刑にはアンバランスな現象が見られる。中国では現在、裁判官の自由裁量権の過大化や、量刑の不公正・不適当が起きないよう、刑事審理において刑確定と量刑を分離する試みが行われている」と指摘する。

「人民網日本語版」2008年12月22日

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