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国防部 ソマリア海域で運航保護の任務を公布
発信時間: 2008-12-23 | チャイナネット

中国国防部の報道官である国防部新聞事務局の黄雪平大校

 

中国国防部は12月23日10時に記者会見を行い、中国人民解放軍海軍副参謀長である肖新年少将、総参謀部海軍作戦局の馬魯平海軍大校(佐官の最高階級)、中国国防部の報道官である国防部新聞事務局の黄雪平大校が、中国人民解放軍海軍はアデン湾に向かい、ソマリア海域での運航保護の任務執行について説明し、記者の質問に以下のように答えた。

今年になってからアデン湾、ソマリア海域の海賊問題は日増しに顕著になり、中国を含めた世界各国の船舶や乗組員の安全に深刻な影響を及ぼしている。国際組織やソマリア政府による人道主義の物質の輸送も脅かしており、世界とって害悪である。国連安全保障理事会は度々決議を採択し、「国連憲章」の第7章により、ソマリア領海で海賊を取り締まる権限を各国に授け、ソマリア臨時政府も、この領海で海賊を取り締まるように各国に呼びかけた。以上は外国の軍艦がソマリア海域で海賊を取り締まる法律的な証拠である。

中国政府はこれを非常に重視し、海軍の艦隊をアデン湾へ派遣し、ソマリア海域で運航保護の任務を執行することに決めた。様々な準備はすでに終わり、12月26日に中国人民解放軍の駆逐艦2隻と補給艦1隻は海南省三亜市を出航し、前述の海域で運航保護の任務を執行することになっている。

肖新年少将:中国政府がソマリアおよびアデン湾海域へ艦隊を派遣することを決めたのは、国連の関連決議に基づいての決定であり、中国政府は積極的に国際的な義務を履行し、責任ある大国のイメージを示す。そして中国政府の人民本位で政務は人民のためという理念を打ち出し、世界の安定と平和を維持するために、中国人民解放軍は積極的な役割を果たしていることを具体的に表した。今回の任務は、様々な安全を脅かす事態への艦艇部隊の対応を示し、多様な軍事任務での自信や実力を展開する。今回の任務は非常に重要で、特別な意義がある。

黄雪平報道官:空母は国の総合的な国力のシンボルであり、海軍の実力の要求だ。中国は広範な領海を擁し、主要な海上航路の安全、中国の領海の主権や海上の権益を守るのは、中国海軍にとって神聖な責務である。中国政府は空母をめぐる各方面の要素を総合的に研究し、それに関する問題を考慮するだろう。

「チャイナネット」 2008年12月23日

 

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