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中央紀律検査委員会、腐敗対策で新たな指示
発信時間: 2009-01-15 | チャイナネット

中国共産党の第17期中央紀律検査委員会は12日から14日まで北京で第3会全体会議を開き、第17回党大会以降の党風廉潔政治建設と反腐敗活動を総括し、今年度の任務を検討した。

会議は、賀国強・書記が中央紀律検査委員会を代表して行った活動報告「科学的発展観を深く貫徹実施し、腐敗システムの処罰改善と防止を重点に、党風廉潔政治建設と反腐敗闘争を着実に推し進める」を採択。また、「2009年、全党は党風廉潔政治建設責任制を厳格に実施し、科学的発展の推進、安定した比較的速い経済成長の維持に関する中央の政策の実施状況への監督検査を強化し、党員幹部の党性・党風・党紀面での際立った問題の解決に力を入れなければならない」と指摘し、次の8点を挙げた。

(1)党の政治紀律を厳正にし、科学的発展という重大な政策の貫徹実施を推進する。

(2)指導幹部の風紀育成を適切に強化し、党と大衆、幹部と大衆の関係を一層緊密にする。

(3)党風廉潔政治教育を強化し、指導幹部の廉潔・自律への取組みを真剣に進める。

(4)案件の調査・処分を強化し、党紀・国法の厳粛性を守る。

(5)大衆の利益を損なう不正な風潮を断固是正し、大衆からの訴えの大きい際立った問題の解決に力を入れる。

(6)重点分野や鍵となる部分の改革を推進し、根本的な対策を深める。

(7)指導幹部、特に主たる指導幹部への監督を適切に強化し、権力の正しい行使を確保する。

(8)末端の党風廉潔政治建設を強化し、社会の調和と安定を促進する。農村の党風廉潔政治建設の強化に関する意見を真剣に貫徹実施する。

「人民網日本語版」2009年1月15日

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