全国規模の新たな地方政府機構改革が審議・実施段階に入った。すでに上海、重慶、陝西、河南、寧夏、雲南、吉林、黒竜江、内蒙古、湖北、安徽、西蔵（チベット）、海南、青海、新彊など15省（直轄市・自治区）の政府機構改革案が認可され、続々と実施されている。他の省（直轄市・自治区）も近く政府機構改革案を中央政府に報告する。

今回の地方政府機構改革は、国務院機構改革との整合性に留意すると共に、地方の実情を十分に考慮し、政策の指導性と実行可能性を重視して、地方自ら革新を模索する余地を残すものとなっている。各地での改革推進の実践から見て、新たな地方政府改革は（１）政府機能転換の加速（２）大部門体制の模索・実行の強化（３）管理体制の一層の改善検討ーーの3本の重要な柱からなる。

「人民網日本語版」2009年1月16日