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国防白書の10年、時代の変化の縮図
発信時間: 2009-01-21 | チャイナネット

1998年

キーワード:協力。白書の全文には協力という言葉が48回も登場した。

注目点:中国の国防白書の系統的な枠組みが作られ、今も用いられている。安全情勢の判断の中で、初めて「経済の安全」などが強調された。

2000年

キーワード:緊迫。安全情勢の緊迫性が際立ち、世界はまだ平和ではないと強調。国防政策の部分で初めて専門的に台湾問題が論述され、緊迫という言葉を用いて台湾海峡の情勢を形容した。

注目点:新しい安全観である相互信頼、互恵、平等、協力が積極的に唱道された。

2002年

キーワード:協調。国際関係の緩和や協調、積極的な一面が目立った。

注目点:国防費増加の理由を具体的に説明し、航空部隊の編制航空機の数や、航空機と乗組員の比例などを発表した。

2004年

キーワード:軍事変革。初めて中国の特色ある軍事変革を推し進める基本的方針や原則が全体的に説明された。

注目点:軍隊定員20万人削減、海軍、空軍、第2砲兵部隊(戦略ミサイル部隊)の建設の強化、情報化を促進するなどの新しい内容が加わった。

2006年

キーワード:平和的発展。中国が平和的な発展の道を歩む理念が具体的に示された。

注目点:国家安全戦略思想が打ち出され、陸軍、海軍、空軍、第2砲兵部隊の発展の主要戦略や、核兵器の戦略などが初めて発表された。

「チャイナネット」2009年1月21日

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