国家統計局は08年11月、党と国家の発展方向・発展形勢・発展政策に対する評価を重点として、「社会各階層思想動態調査」を行った。調査は主にアンケート形式で行われ、東部・中部・西部・東北部の18地級市の500住民委員会と20県の100村鎮が対象となった。都市部に7千部と農村部に3千部の合計1万部のアンケートが配られた。調査研究のための座談会も行われた。調査によると、党と国家の発展方向・発展路線・発展政策に対する人々の支持率と賛成度はいずれも高く、「中国特色社会主義(中国の特色ある社会主義)」は広く深い社会思想の土台を持っている。とりわけ大事の開催や困難の対処における党と政府の制御能力や処置能力には肯定の声が高かった。
(1)「中国特色社会主義」の発展路線が共同認識となる
中国の発展の方向や前景に対して「とても自信がある」「比較的自信がある」と答えた人はそれぞれ56.3%と35.2%で合計91.5%にのぼった。「あまり自信がない」「全く自信がない」という人は3.8%と1.3%で合計わずか5.1%。「中国特色社会主義」という政治制度が中国の国情に「とても合っている」「ほぼ合っている」という人は合計95.1%に達した。「2020年までに小康社会を実現する」という目標に対する自信も高く、「とても自信がある」「比較的自信がある」は合計86.4%にのぼった。「中国特色社会主義」の事業が進むにつれ、党と国家の発展方向や発展路線に対する肯定が高まっていることがわかった。
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