ドイツを訪問している温家宝総理は29日、ベルリンでメルケル首相と会談し、両国関係や金融危機の対応などで意見が一致した。

温家宝総理とメルケル首相は、「両国が連携して金融危機に対応する必要がある」とそれぞれ強調した上で、投資の拡大、中小企業の協力と省エネ・環境保護協力の強化などで合意した。会談後、両首相は、2国間協力文書の調印式に出席し、世界の経済情勢の安定に向けた努力に関する共同声明を発表した。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年1月31日