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駐英中国大使、靴投げ事件について発言
発信時間: 2009-02-08 | チャイナネット

傅エイ中国イギリス駐在大使は7日、温家宝総理のケンブリッジ大学での講演の際に、靴を投げられた事件について「2月2日、靴を投げた学生の行為は温家宝総理の講演を妨害しただけでなく、会場の聴衆や中国国民に対しても大きな不満を生じさせた。また、ケンブリッジ大学のイメージにも悪い影響を及ぼした」と述べた。

傅エイ大使はまた、「靴を投げた学生はすでに社会に謝罪し、ケンブリッジ大学も事件を真剣に対処すると表明した。この学生の行為から、学生が中国の基本的な事情について何も理解していないことが分かった」と話した。

傅エイ大使はさらに「若い学生に対する教育が最善の方法である。ケンブリッジ大学がその学生に大学で勉強し続ける機会を提供することを期待している。その学生は自らの過ちを直視し、偏った見方をせず真の中国をとらえてほしい」という温家宝総理が事件の処理についての意見を伝達した。

なお、ケンブリッジ大学の学長が6日、傅エイ大使と会談した際、正式に謝罪し、学生による謝罪文を渡した。

 

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年2月8日

 

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