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英仏原潜が衝突、各艦48発の核弾頭を搭載 |
発信時間: 2009-02-17 | チャイナネット |
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英国メディアは16日、英国とフランスの原子力潜水艦が今月上旬に大西洋で衝突事故を起こしていたと報じた。事故当時、両艦共に核兵器を搭載していたという。「広州日報」が伝えた。 フランス海軍の報道官によると、衝突事故による死傷者はなく、核兵器の安全上の問題も生じなかったが、両艦共に深刻な損傷を受け、うち英国艦は港まで曳航が必要だった。 ■任務中の事故 英国メディアによると、事故は3日深夜から4日未明の間に、大西洋中部の公海で発生した。衝突したのは英海軍の弾道ミサイル搭載原潜「バンガード」と仏海軍の弾道ミサイル搭載原潜「トリオンファン」で、両艦共に潜行状態で任務を遂行中だった。 ■各艦16基のミサイルを搭載 報道によると、事故発生時、両艦は各々16基のミサイルと48発の核弾頭を搭載していた。重量は35トン、射程は約8000キロ。バンガードには135人の乗員、トリオンファンには101人の乗員がいた。衝突後、すでに放射能漏れが起きた可能性を指摘する報道もある。 ■事故原因:ソナーが機能せず 英海軍側は、一般的な状況下では、潜水艦2隻が同一海域で衝突する可能性は数百万分の1と指摘する。現代の潜水艦にはいずれもソナーが搭載されており、音波によって他の艦船の接近を探知することができる。だが軍関係者によると、先進的なソナー技術によっても、原子力潜水艦同士では互いの存在を探知できない可能性があるという。 「人民網日本語版」2009年2月17日 |
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