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台湾問題の適切・慎重な処理を米国に希望
発信時間: 2009-02-20 | チャイナネット

外交部の定例会見で19日、姜瑜報道官が記者の質問に答えた。

--米国のヒラリー・クリントン国務長官が間もなく北京を訪問する。中米双方は会談の中で台湾問題に言及するか。両岸関係は昨年以降、徐々に緩和へ向かっているが、こうした背景の下でも、台湾問題は中米関係における最も核心的な問題であり続けるのか。

クリントン国務長官が20日から22日まで訪中し、中米双方は両国関係および関心を共有する幅広い議題について踏み込んだ意見交換を行う。私たちは米側との対話を強化し、相互信頼を増進し、協力を拡大して、新たな時代における中米関係の一層の発展を促すことを望んでいる。

「1つの中国」の原則は、中国と国交樹立国との2国間関係の発展における重要な基礎であり、国際社会の共通認識でもある。私たちは常に「1つの中国」の原則を堅持し、「1つの中国」政策についての約束を関係国が恪守することを希望している。米側が引き続き中米間の3つの共同コミュニケを遵守し、台湾問題を適切・慎重に処理し、実際の行動によて両岸関係の平和発展を支持することを希望する。

「人民網日本語版」2009年2月20日

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