全国人民代表大会の代表に選ばれた張徳順中国海軍副参謀長は、4月23日の「海軍記念日」に、「調和の取れた海洋」をテーマに祝賀イベントを開催し、30以上の国の海軍の参加を招請すると述べた。
今年は新中国成立60周年で、海軍創立60周年にもあたる。張副参謀長は、海上閲兵式は海軍創立60周年の祝賀イベントの一部分であり、新中国成立60周年への贈り物として、またこれを借りて60年の人民海軍建設の成果を現すと述べた。
張副参謀長は、「このイベントは重要な意義があり、各国の海軍から高く評価されている。また各関係国の海軍代表団はこの記念イベントに参加し、いくつかの国も艦艇を派遣して閲兵式に参加する。またこの期間中に、『調和の取れた海洋』をテーマにシンポジウムを開催して、各国の海軍代表団の見学を組織することになっている。みなさんは必ず、海洋意識や国家の安全意識、現代の海軍意識を持って今回の海軍記念イベントをよく観察し、海軍を保護、宣伝、支持してほしい」と語った。
また今後の発展についてはこう話す。「私たちの安全を脅かすことは海上から来る。私たちの生存発展の空間は海上に頼っており、中華民族の振興も海洋に頼ることになるだろう。海洋の世紀といわゆる21世紀には、海洋を十分に認識し、方策を立てて維持し、開発、利用しなければならない」
「チャイナネット」2009年3月15日 |