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熊光楷氏、モスクワで中国の大安全保障観を語る
発信時間: 2009-03-24 | チャイナネット

モスクワで国際学術シンポジウムに出席中の中国国際戦略学会の熊光楷会長は23日、ロシア外交・国防政策理事会と高等経済学院主催の円卓会議で、中国の大安全保障観についてスピーチした。

熊会長は「中国の安全保障観は現在、国の領土主権の保全など従来型の安全保障問題を引き続き中核にすると同時に、すでにその視野を多くの非従来型の安全保障問題にまで広げ、従来型と非従来型を包括する総合的な安全保障観、すなわち大安全保障観を徐々に構築するに至った」と指摘。現在の世界における従来型の安全保障問題として(1)局地戦争と武装衝突が「多いまま減らず、一定の地域に比較的集中しており、原因が複雑多様」という特徴を呈している(2)世界の主要国は情報化を中核とする新たな軍事変革を、たゆまぬ調整の中、引き続き深いレベルで繰り広げている(3)核拡散問題が次第に複雑化し、世界の安全保障における際立った問題となっている--を挙げた。

「人民網日本語版」2009年3月24日

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