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各方面、朝鮮のミサイル打ち上げで声明発表
発信時間: 2009-04-05 | チャイナネット

朝鮮中央通信によると、現地時間5日11時20分、朝鮮は、「光明星(クァンミョンソン)2号」という実験通信衛星を打ち上げ、成功を収めたことが分かった。これを受け、韓国、日本、アメリカ、ロシアと国連は、それぞれコメントを出した。

日本の河村建夫官房長官は、記者会見で「朝鮮のロケット打ち上げは遺憾なことだ」と述べた。麻生太郎首相は、関連部門に日本の領海、領土、航空機器と船舶が安全かどうかを確認するよう指示したと語った。

韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相が声明を発表し、朝鮮のミサイル打ち上げに失望と憂慮の意を示した。韓国と国連、その他の関係国と共に朝鮮の打ち上げの具体的なプロセスを討論すると述べた。

チェコを訪問しているアメリカのオバマ大統領は、声明を発表し、「アメリカは、引き続き、6カ国協議を通じて朝鮮半島の核問題を解決する。朝鮮が打ち上げたのは『テポドン2号』ミサイルだ。これは国連安保理の第1718号決議に違反したものだ」と述べた後、朝鮮が次の行動を取らないよう呼びかけた。

ロシア外務省は、関連各方面が冷静を保ち、朝鮮半島の緊迫状態をさらにエスカレートさせる行動を取らないよう呼びかけた。

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、声明を発表し、朝鮮の打ち上げに遺憾の意を示した。

なお、国連安保理は、アメリカ東部時間5日午後3時、緊急会議を開き、朝鮮のロケット打ち上げ問題を討論することになっている。

「中国国際放送局 日本語部」2009年4月5日

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