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ASEANの概況
発信時間: 2009-04-10 | チャイナネット

1、 ASEANの由来

「ASEAN」は「東南アジア諸国連合」の略称で、英文はAssociation of Southeast Asian Nations。1967年8月7日~8日、インドネシア、タイ、シンガポール、フィリピン4カ国の外相とマレーシアの副首相はバンコクで会議を開き、会議後『バンコク宣言』を発表し、ASEANの成立を正式に宣言した。

2、ASEANの目的

1967年8月8日に発表された『ASEAN成立宣言』では、ASEAN創立の目的は次の通り。

平等と協力の精神に基づいて、共同努力で同地域の経済成長、社会の進歩と文化の発展を促すこと、正義、国家関係準則および『国連憲章』を貫き同地域の関係平和と安定を図ること、経済、社会、文化、技術および行政訓練・研究設備などで相互支援を行うこと、農業と工業資源を存分に利用して、貿易の拡大、交通運輸条件の改善、人々の生活水準の向上などにおいて効率的に協力を展開すること、東南アジア域内問題解決に関する研究を促進すること、趣旨・目標が基本的に一致する国際・地域組織との互恵協力に力を入れ、緊密な協力の道を探ること。

3、 ASEAN加盟国

2002年までに、ASEAN加盟国は次の10カ国となっている。ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、 シンガポール、タイ、ベトナム。オブザーバー国:パプアニューギニア。

4、組織・機構と運営

ASEANの主な組織・機構:最高政策決定機関はASEAN首脳会議。その他の機関は外相会議、ASEANと対話国外相会議、ASEAN常務委員会、ASEAN経済等部門閣僚級会議、ASEAN事務局、ASEAN各専門委員会、その他の政府・民間機関。

「チャイナネット」資料

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