公聴会でオバマ政権の外交政策を説明するクリントン長官 |
クリントン米国務長官は22日、下院外交委員会の公聴会で、オバマ大統領と共に中国と建設的な関係を築くことに尽力し、意見の相違を率直に解決していく考えを表明した。「中国新聞網」が伝えた。
クリントン長官は、米中は化石燃料への世界的な依存を減らす技術の発展など、技術分野ですでにいくつかの進展を得たと指摘し、今後もこうした互恵協力を継続すると表明した。
14年前に「ファースト・レディ」として訪中した際は中国の人権問題を非難したが、先の「国務長官」としての訪中ではなぜ人権問題に言及しなかったのかとの議員からの質問には、「人権問題が他の外交努力を破壊するものであってはならない。この問題は対話を通じて解決すべきだ」と述べた。
人民網日本語版」2009年4月23日