中国平和統一促進会の会長を務める全国政治協商会議の賈慶林主席は24日、北京で、各地の独立反対・統一促進組織に対し、海峡両岸の平和発展と中国の平和統一事業に新たに貢献するよう求めた。
中国平和統一促進会の第8回海外会長会議が22日から25日まで北京で開かれ、68の国や地域の独立反対・統一促進組織の代表およそ120人が参加した。
賈慶林主席はその席上、世界各地の独立反対・統一促進組織が過去一年、「台湾独立」「チベット独立」などの独立勢力に反対し、海峡両岸の平和と関係発展に重要な責任を果たしたと評価した。
賈主席は、また「これからも、いかなる形の分裂活動にも反対し、海峡両岸の平和と発展に良い環境を作るべきだ。また、ダライ・ラマ勢力による中国分裂活動を警戒し、それに断固として反対しなければならない」とした上で、「昔は『台湾独立』を主張し、それに関する活動に参加したことがあったとしても、いまは海峡両岸の平和と発展に寄与したいと希望する人であれば、我々は団結と寛容の気持ちを持ってこの人たちを歓迎すべきだ」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より 2009年4月26日