中国衛生部は1日、全国衛生システムの新型インフルエンザ(中国名:甲型H1N1インフルエンザ)防止抑制テレビ会議を開き、防止抑制活動を全面的に手配した。
席上、陳竺衛生相は監督報告と調査を行い、原因不明の肺炎とインフルエンザの症状のある症例に対する観測を強化し、新型インフルエンザの感染者に接触したことのある人、及び最近メキシコやアメリカなどの疫病の発生地を旅行して、症状のある人に対して登録を行うよう各級の衛生部門と医療衛生関係者に要求した。その上で、「インフルエンザ観測病院は所在地区の学校や、幼稚園、老人ホームなどの場所に対する観測を強化し、インフルエンザ発生を発見したら、直ちに報告し、対応策を取らなければならない」と強調した。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年5月1日