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中国 50億元の新型インフル専用資金を用意
発信時間: 2009-05-06 | チャイナネット

国務院の温家宝総理は5日に国務院常務会議を招集し、新型インフルエンザの予防と制御に関する報告を受け、一層の予防と制御を強化することを検討した。

会議では以下のことが指摘された。各地域や各部門は、新型インフルエンザの予防と制御に関した党中央と国務院の手配を真剣に実行し、各項目の作業を着実に推し進める。迅速に共同予防や共同制御のメカニズムを構築し、国境での入国者や荷物、交通機関の検査と検疫を厳格に実施し、人と豚のインフルエンザの発生状況の監視を強化、積極的に医療救急手当ての準備と緊急物資の備蓄、迅速診断検査試薬の研究開発に力を注ぎ、積極的に応急の突発的な出来事を処理する。事実が証明するように、中国は新型ウイルスの防止と制御の対策で、タイムリーで力強く、秩序を保ち、効果的な措置を採る。 

また今は新型インフルエンザの予防と制御の重要な時期であり、世界の約20の国や地域で発生していることから、中国へ侵入するリスクを前に必ず高い警戒を保たなければならないと強調した。 

そして新型インフルエンザの予防と制御のために、中央財政は50億元の専用資金を用意し、各地方財政も専用資金を支出しなければならないとしている。

WHO 新型インフルエンザの感染者は1490人

世界保健機関(WHO)は5日、新型インフルエンザ(H1N1)に感染した人は、21の国や地域で1490人が確認され、死者は30人になったと発表した。

「チャイナネット」 2009年5月6日

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