中国外交部の馬朝旭報道官は11日、200海里を超える大陸棚の外側の限界の設定について、中国が国連に初歩的な情報を提出したことに関して記者の質問に答えた。
記者:13日は関連の沿海国が200海里を超える大陸棚の外側の限界の設定に関する情報と資料を提出する期限だが、中国はどのような行動を取るのか。
馬朝旭報道官:在国連中国代表団は国連のキムン・パン事務総長に11日、「国連海洋法公約」の関連規定と公約の締約国会議での関連決議に基づいて、200海里を超える大陸棚の外側の限界の設定に関する初歩的な情報を提出した。
これらの情報と資料には、中国の東海(東中国海)の一部の海域である200海里を超える大陸棚の外側の限界の設定が含まれており、中国は南中国海の諸島やその付近の海域に対して、争えない主権と主権的権利、管轄権を有している。中国は今後、他の海域での200海里を超える大陸棚の外側の限界設定の情報と資料を提出する権利を保留している。
中国政府は引き続き、これまで堅持してきた主張や立場に基づいて海洋の権益守り、国際法を基礎とし、公平原則に照らし合わせて、平和的な交渉を通じて海上の隣国と限界の設定を行う。
「チャイナネット」 2009年5月12日