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都江堰現代農業科学技術モデルパークで野菜の栽培を視察する胡総書記 |
胡錦濤・中共中央総書記と李克強・中共中央政治局常務委員(国務院副総理)は11、12の両日、綿陽、徳陽、成都、阿バを相次いで訪れ、四川大地震の復興事業の状況を視察するとともに、抗震救災(震災救援活動)に携わった英雄・模範、他省・市からの担当復興支援要員、被災地の末端幹部・大衆を慰問した。胡総書記の視察は3回目。
胡総書記は地震で障害を負った人々を特に気にかけており、徳陽市障害者連合会と香港赤十字の協力により設立された障害者リハビリ・義肢センターにまで、わざわざ足を運んだ。香港赤十字の職員が、センターが義肢の装着やリハビリの指導を無償で行っていることなどを説明すると、胡総書記は感動した面持ちで「みなさんはリハビリ技術だけでなく、愛も運んできたのですね」と語った。
今回の視察の重点は、被災地の生産回復と故郷の再建。北川県の新たな県城(県人民政府所在地)の建設地では、完成予想図・模型を仔細に見、建設状況を事細かに質問し、工事を急ぐ建設員を親切に見舞った。胡主席は「新県城の建設は復興の重要な目安となる事業だ。新県城の建設に参加する責任は重大だ。必ずや科学的に計画し、入念に設計し、しっかりと工事し、クオリティを確保して、より良く、より早く建設任務を達成しなければならない」と人々に語った。
胡主席はまた、四川省政府から活動報告を受け、「四川省の幹部・大衆が、安定した比較的速い経済成長の維持、復興事業の加速という中心任務をしっかりと押さえ、成長維持、民生維持、安定維持の各取り組みを全力で成し遂げることを希望する」と述べた。
「人民網日本語版」2009年5月14日
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徳陽市障害者リハビリ・義肢センターの視察時、地震で両足を失った障害者のリハビリ訓練を支え助ける胡総書記 |
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