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温家宝総理、チェコで中国EU首脳会談に出席
発信時間: 2009-05-20 | チャイナネット

 

温家宝総理は20日、チェコの首都プラハに赴き、第11回中国EU首脳会談に出席する。温総理のブラハでの滞在時間はわずか数時間という。「中国新聞網」が伝えた。

今回の首脳会談は、現在の状況下にあって、中国とEUが協力を強化し、いかに国際金融危機に対応するかが、議題の焦点となるだろう。気候変動をはじめ、経済・貿易協力、中国の市場経済の地位などの問題にも関心が集まる。

中国外交部の馬朝旭報道官は19日、「今回の会談は、中国・EU間の最高レベルの政治協議メカニズムとなる。期間中、双方の首脳は中国とEU関係および共に関心を持つ重大な国際問題、地域問題について踏み込んだ意見交換を行い、一連の重要な協力文書に調印する見通しだ」とコメントした。

馬報道官はさらに、「中国側は今回の会談がEUとの相互信頼をいっそう増進し、互恵協力を深め、中国・EU関係のさらなる発展を後押しすると期待し、そうなると信じている」と言及した。

本来会談は昨年末にフランスで開かれる予定だったが、当時EU(欧州連合)議長国だったフランスのサルコジ大統領が中国側の反対を押し切ってダライ・ラマ14世と面会したため、中国側が会談の延期を宣言したという経緯がある。

「人民網日本語版」2009年5月20日

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