賈慶林・全国政協主席(中共中央政治局常務委員)は25日午後、呉伯雄主席率いる中国国民党大陸訪問団と人民大会堂で面会した。
賈主席は「過去1年で両岸関係は歴史的な転換を果たし、突破的な進展を遂げ、新たな局面を迎えるに至った。両岸関係の改善・発展の実り多き成果は、両岸民衆に確かな利益をもたらし、台湾海峡情勢の平和・安定も国際社会から遍く歓迎されている。新たな情勢の下で、国共両党は両岸関係の一層の前進に対して更なる責任を担っている。私たちは経験を総括し、交流を強化し、相互信頼を強化し、実務的に進んで事をなし、両岸関係の発展を推進してさらに多くの実際の成果を得られるよう努め、両岸民衆にさらに大きな幸福をもたらすべきであり、両岸民衆の期待に背くことがあってはならない」と指摘した。
呉主席は「過去1年の両岸関係の大きな前進は、05年に国共両党の指導者が発表した『両岸の平和発展への共同ビジョン』が両岸人民の要請に完全に沿っていることの証明だ。過去1年、両党は両岸の無数の人民の心の声に応え、正しい道を歩んできた。現在の両岸の良好な相互作用はかつてなかったものであり、私たちはこれを大切にするだけでなく、引き続き正しい目標へ向けて揺るがず前進していくことがより必要だ」と表明した。
「人民網日本語版」2009年5月26日 |