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米国、朝鮮にミサイル発射自制を要求
発信時間: 2009-06-02 | チャイナネット

 

ウッド米国務省副報道官は1日の定例会見で、朝鮮が計画している大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験について、「北東アジア情勢のさらなる緊張を招くだけだ」として、中止を求めた。新華社が伝えた。

ウッド副報道官は「朝鮮が計画するICBMの発射実験は国連安保理決議1718に明らかに違反する。こうした行動は地域情勢のさらなる緊張を招くだけだ。国際社会とのこれまでの約束を朝鮮が遵守することを希望する」と述べた。

ウッド副報道官によると、クリントン国務長官は5月31日に中国・ロシア外相と朝鮮の核実験問題について電話会談を行い、深刻な結果を招く行為には代償を払わねばならないとの「非常に強く一致した」メッセージを朝鮮に伝えたい考えを示した。

メディアは、すでにICBM1発が北西部・東倉里のミサイル発射施設に搬入されており、1-2週間内に発射されるとの情報機関の見方を報じている。

「人民網日本語版」2009年6月2日

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