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北京の人民大会堂でマレーシアのナジブ首相と会談する胡錦濤国家主席 |
胡錦濤国家主席は4日、マレーシアのナジブ首相と人民大会堂で会談した。
胡主席は「国交樹立以来35年間、両国関係は順調に発展してきた。両国の上層部は頻繁に交流し、政治的相互信頼は不断に強化されている。経済貿易協力は拡大を続け、エネルギー・インフラ整備面の協力は大きな成果を上げ、人文面の協力も喜ばしい成果を上げている。双方は東アジアの地域協力の推進、世界金融危機対策などの問題においても、緊密な意思疎通と協調を保っている」と述べた。
胡主席はまた「マレーシアとの戦略的協力パートナーシップの強化と発展は、中国の周辺外交政策の重要な一部だ。国交樹立35周年と戦略的協力共同行動計画の調印を契機に、2国間・多国間分野における両国の実務協力を包括的に拡大し、格上げしていきたい」と表明した。
ナジブ首相は、中国側と共に両国関係・地域協力を推進し、世界金融危機に対処する意向を表明した。
「人民網日本語版」2009年6月5日